私「ねえねえA子聞いてよ!ついに私、妊娠したの!」
A子「葉酸サプリは飲んでる?」
私「え?まだ飲んでないけど、やっぱり飲んだほうがいいのかな?」
A子「厚生労働省だっておすすめするくらいだからね。神経管閉鎖障害のリスク低減に必要なんだってよ。私も飲んでたし、あなたも始めてみたら?」
私「う、うん。調べてみるわ。」
――――――――――
後日、私は葉酸サプリを始めようとインターネット上のありとあらゆる情報を調べました。
すると、書いてあることは良い事ばかりじゃなくて、悪いことも書いているんですよ…。
例えば、妊娠後期に葉酸サプリを飲むと子供が喘息持ちになりやすいとか、葉酸サプリを飲んで具合が酷くなったとか…。
私「葉酸サプリって飲んでも、本当に悪影響はないの?危険性はないの!?」
――――――――――
ということで今回【葉酸のすすめ!】編集部では、葉酸サプリの悪影響や危険性と、その対策について、詳しく紹介していきたいと思います!
目次
葉酸サプリを飲むことによって考えられる危険性や悪影響って何?
葉酸サプリを飲むことで考えられる危険性や悪影響には大きく分けて4種類あります。
それが下記の4つ。
- 配合成分でアレルギー反応を起こす
- 鉄分やカルシウムで便秘になる
- お腹を壊して下痢になる
- 喘息や障害など胎児へ及ぼす悪影響
これらの口コミは葉酸サプリの悪影響としてよく話題に上がるものであり、これから妊活する女性や妊婦さんが懸念している部分でもあります。
ここではまず、これらの悪い噂は果たして本当であるのか、ご紹介していきたいと思います。
配合成分でアレルギー反応を起こす
まずは、配合成分でアレルギー反応を起こすというもの。
これについては、あなたがアレルギー持ちであった場合に、葉酸サプリに使われている原材料次第でアレルギーを引き起こす可能性があります。
その結果、発熱したとか、肌トラブルを起こしたなどの悪い報告が上がっている訳です。
アレルギー反応については、購入時に原材料をよく確認することで回避できますので、アレルギー持ちの方は原材料を注意して確認することをおすすめします。
鉄分やカルシウムで便秘になる
葉酸サプリには葉酸以外にもサポート成分として、鉄分やカルシウムなどが配合されていることもあります。
鉄分は、妊娠中の貧血予防のために、そして、カルシウムは妊娠中に大量に消費されるカルシウム成分を補う役割をし、将来的に骨粗しょう症になるリスクを軽減するために働きます。
一見良いこと尽くめの成分ですが、人によっては鉄分やカルシウムの摂取が便秘の引き金となってしまうケースがあります。
特に、妊娠中は便秘気味になってしまう女性が多いので、厄介でしょう。
もちろん全員が便秘となる訳ではありませんが、もともと便秘体質な人は鉄分やカルシウムの配合のない葉酸サプリを選ぶなどして対策する必要があります。
お腹を壊して下痢になる
お腹を下す原因としては、配合成分が合わなかった場合や乳酸菌が配合されている葉酸サプリを飲んでしまった場合です。
ただ、乳酸菌によって引き起こされた下痢は好転反応である可能性があるので、気にならないのであれば続けても大丈夫です。
ただ、お腹を壊し場合は、あなたと葉酸サプリが合わなかったことになるので、服用を控えた方が良いかもしれませんね。
購入時に、「あ、これ私が苦手な奴」などとしっかりと葉酸サプリの原材料を確認しておくことが大切です。
喘息や障害など胎児へ及ぼす悪影響
基本的に葉酸サプリは胎児の神経管閉鎖障害のリスクを低減するために飲むものですから、葉酸サプリが胎児へ障害をもたらすということは考えづらいです。
しかし、葉酸サプリによっては、妊娠中に摂取することが懸念されているビタミンA・余計な添加物・ヨウ素などが含まれているものもあるので、成分表記をよく見ることが大切です。
「じゃあ妊娠後期に葉酸摂取しすぎると、子供が喘息もちになるって言うのは?」
このことについては、葉酸を過剰摂取した場合に考えられている悪影響です。
基本的に一日の推奨摂取量を守っていれば、問題ありません。
※妊娠後期については医師によって判断が異なる場合もありますので、担当医に訪ねて服用するようにしてください。
葉酸サプリの悪影響や危険性を回避するためにするべき3つのこと
上記では葉酸サプリを飲むことで心配される悪影響や危険性について紹介してきました。
ここからは、これらの悪影響や危険性を回避するための葉酸サプリ選びや注意点を紹介していきます。
原材料と成分表記をきちんと確認する
当たり前ですが、どれだけおすすめされている葉酸サプリだとしても、必ず使用されている原材料や配合成分を確認するようにしてください。
ちなみに特に注意してみてほしい点は下記の通りです。
- あなたが持っているアレルゲン物質となる原材料は使用されていないか
- あなたが過去に服用してトラブルを起こした成分の配合はないか
- 妊娠中に摂取する必要が無い成分の配合はないか
この3点は必ず見るようにしましょう。
推奨摂取を守り過剰摂取は絶対にしないこと
葉酸サプリに限らず、どんなサプリメントにも言えることですが、摂り過ぎは禁物です。
とくに妊娠中は、体の中に赤ちゃんを抱えている身ですから、体内へ摂取したものが赤ちゃんへもたらす影響というのは大きいです。
必ず、推奨摂取量を守って摂取するようにしましょう。
心配なことがある人は担当医へ必ず聞くこと
「実はこういった病気持ちで」
「実は以前こんなトラブルを起こしていて」
などなど、何か懸念することがあるようであれば、必ず担当医に訪ねるようにしてみてください。
また産婦人科で葉酸サプリを勧められる場合もあるので、推奨された葉酸サプリの特徴などを見て選ぶことも大切です。
まとめ
今回は葉酸サプリを摂取することで考えられる悪影響や危険性についてまとめてみました。
必ず、インターネット上で騒がれている葉酸サプリの悪影響や危険性を鵜呑みにするのではなく、しっかりと事実を確認することが大切です。
また、どうしても懸念する部分があるようであれば、担当医に訪ねてみることも安心して葉酸サプリを試す1つの手段ですよ。